Wakapediaが発足して早4年。当初は3人で始まったチームも、今は7人のコアメンバーとなり、相変わらずメンバーはアジアとヨーロッパを行き来している。これまでWakapediaの活動は雑誌やウェブ上のものが主流だったものの、今回は在大阪イタリア総領事Marco Lombardi 氏とイタリア文化会館・館長Stefano Fossati 氏の協力で、大阪にあるイタリア文化会館主催の元、初めて講演会が行われた。講演会では、異文化交流の「デジタルコミュニティ」をテーマに、1)Wakapediaの説明 2)メンバーの構成 2)オーガニック検索・ウェブサイト閲覧者の国別データ 3)請け負っている業務内容とその実績 4)Wakapediaが取り上げられたメディア 5)クライアント一覧などについて、設立者のSara Wakaと日本語コンテンツ・エディターのYurie.Nとが、日本語とイタリア語で紹介をした。紹介といってもただスライドを流すだけだと味気ないので、以前作成したWakapediaの活動に関するコメディショートムービーを挿入するなどをして発表を行ったのだが、日本のお笑いとも西洋のコメディショーとも異なるような、独特なテンポのユーモアを含むショートムービーだったため、日本人の観客の方は唖然としないかとWakapediaメンバー自身も、少々ヒヤヒヤしながら本番を迎えたという裏話付き。そのショートムービーがウケたかというのは別として、イタリアやフランスと取引をしている企業の関係者方などに向けてこうして対面でアピールすることができたのは、本当にありがたい。

頂いた名刺を一つ一つ眺め、後ろ髪を引かれる思いで新幹線に飛び乗りながら、5年目も頑張ろうと帰路に着いた。